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日本庭園でお茶(抹茶)を飲む

 

日本の伝統的な庭園のことを「日本庭園」といいます。有名な日本庭園は主に寺などにありますが、実業家の家や公共施設などにあることもあります。

 

普通の庭とは違い、日本式の庭園は独特です。例えば、石を使って水を表現する「枯山水(かれさんすい)」という技法があります。庭だからといって、池を表現するときに必ずしも水を用いるわけではないのです。このような特殊な世界観を生み出すのが日本庭園です。

 

   

 

 季節によって日本庭園の様子が変わる
日本では、各地に日本庭園があります。都市部であったとしても、少し路地裏に入ればそこには庭園があり、別世界が広がっていることは多々あります。都市の騒音から離れ、そこだけひっそりとした静けさに包まれているのです。

 

また、同じ場所であっても夏と冬では景色が全く異なることがあります。夏では緑の葉が生い茂っていたとしても、冬では白銀の世界へと変化する日本庭園があります。

 

日本庭園では、池を中心にして建築されます。そこに山を築いたり、草木を生やしたりします。そして、このときの共通点としては、どれも「四季の変化を楽しめるようにする」ことがあります。季節によって日本庭園の様子が変わるのは、計算して行われているのです。

 

また、前述の通り、水を用いずに石や砂などを活用して水の流れを表現する「枯山水」という技法が存在します。白い石や砂を用いて水を表現しますが、やはりここにも「庭には水が必要」という考えがあるのです。

 

日本庭園では、時間が経つほど味わい深くなります。例えば、苔が付着することで、より見た目が美しくなることはよくあります。自宅に和風の庭を造るときであっても、新たな庭よりも10年経過した庭の方が良い印象を与えることは多いです。

 

 日本庭園と茶道
これら日本庭園と深い結びつきのある文化として茶道があります。茶道も日本の伝統文化の一つです。茶道は総合芸術とも呼ばれており、茶道の中に日本庭園の知識や技術が組み込まれています。

 

そこで、単に日本庭園を鑑賞するだけでなく、どうせならお茶(抹茶)を飲みながら庭園を見るようにしてください。有名な日本庭園を有する寺や公共施設であれば、お金を払えば抹茶を出してくれるところがあります。お茶を飲みながら見る日本庭園というのは、それだけで心が落ち着くものです。

 

自然の美しさを楽しみながら、茶道で親しまれる抹茶を飲むのは格別です。もちろん、本格的な茶道を行うのではなく、気軽な恰好で庭を見ながら抹茶とお菓子を食べるのです。

 

ただ庭を鑑賞するだけでは、日本庭園の良さが分かりません。昔の人が行っていたように、席に座りながらゆっくりとお茶を飲み、心を落ち着かせながら鑑賞することで日本庭園の美しさが際立つようになるのです。

 

ちなみに、日本庭園は一般的に秋が最も美しいとされています。日本庭園のほとんどに「もみじの木」があり、秋になるともみじが赤色や黄色に色づくからです。

 

色づいた葉が木に生い茂ったり、舞って落ちたりしたときの姿によって、多くの人を魅了するのです。

 

さらにいえば、時間帯によっても日本庭園は姿を変えます。その中でも、涼やかな空気が漂い、フレッシュな日が差し込む午前中が鑑賞に適しているといわれています。その中で抹茶を飲むことで、心を清めることができるでしょう。


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