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初めてお茶会へ出席するとき、茶道での注意点とポイント

 

友人とお茶を飲むのではなく、正式にお茶会に招待されるとなると多くの人が慌てます。作法や動きがまったく分からないからです。

 

ただ、最低限の知識だけをもっていれば問題ありません。ある程度までは準備し、後は周りをキョロキョロ見ながら真似をすれば良いのです。そこで、茶道において初のお茶会に出席するときの注意点やポイントを述べていきます。

 

 1. 服装を確認する
日本で祭りがあるとき、デパートや寺などでお茶の席が設けられ、500円程度を支払えば抹茶を飲ませてくれることがあります。このときは作法などをまったく気にする必要はなく、単においしくお茶を飲めばいいです。

 

一方、茶道について最低限の知識がなければいけないお茶会があります。そのようなお茶会としては、数百人が集まるような大人数を対象にした「大寄せの茶会」や小人数で行われる正式な「茶事」があります。

 

このときは、あらかじめ服装を確認しておきます。洋服でも問題ないか、それとも着物でないといけないか調べておきましょう。

 

洋服が可能の場合、落ち着いた色の服を着ていけばいいです。スーツでなくても、ジャケットなどで問題ありません。ただし、白い靴下を履き、時計や指輪、アクセサリーは外しておくというルールはあります。

 

 2. 懐紙と楊枝を準備する
必要最低限の持ち物としては、懐紙(かいし)と楊枝があります。懐紙とは、お茶を飲んだ後に飲み口を拭ったり、お菓子が出されたときに上に乗せたりするための和紙を指します。ちなみに、楊枝もお菓子を食べるときに使います。

 

 

 

茶会によっては、初心者のために懐紙と楊枝を用意していることがあります。主催者にあらかじめ確認しておきましょう。また、友達と一緒に出席する場合、懐紙などを分けてもらうこともよいでしょう。購入する場合、日本ではデパートなどに行けば売ってあります。

 

 3. 座る席に注意し、他の人の真似をする
茶道では、座る席によって役割が決まっています。このとき、座るのを避けるべき席が3つあります。それは、最も上位の席に座る人を示す「正客(しょうきゃく)」、その次に座る「次客(じきゃく)」、そして末端の席にあたる「末客(まっきゃく)」です。

 

正客、次客、末客には、茶会の主催者である亭主と会話したり茶碗の後始末をしたりと、茶会が円滑に進行するための役があります。この席に座らないためにも、「茶会は初めてです」と周りに言うようにしましょう。

 

それ以外の席であれば、重要な役はありません。あとは他の人がどのようにしているのかを確認し、堂々と真似をするだけです。多少は作法を間違えても大きな問題はありませんし、茶道で行われる茶会の進行を純粋に楽しめば良いです。

 

 

 

ちなみに、茶道で出されるお茶としては濃茶(こいちゃ)や薄茶(うすちゃ)があります。ドロリとして抹茶の濃いお茶が濃茶です。一つのお茶碗で、濃茶を数人で回し飲みします。

 

一方、通常のお茶会では薄茶が出されます。濃茶よりも水分が多いため、サラサラとした飲みやすい抹茶です。濃茶のように飲みまわすのではなく、一人に対して一つのお茶碗で飲みます。

 

茶道は日本に伝わる伝統文化であるため、作法が分からないままお茶席に行くとなると、どうしても身構えてしまいます。ただ、ここまで述べてきたことを学んで飛び込んでいけば意外と何とかなるものです。

 

独自の文化であるからこそ、お茶会への参加に対して積極的になってみてください。これまで味わったことのない体験ができるはずです。


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