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焼酎をテイスティングし、個性を見極める

 

ワインやビール、日本酒などは銘柄によって個性があるのと同じように、焼酎もそれぞれ個性があります。そこで、これらを飲み比べて味の比較をしてみるのも良いでしょう。

 

つまり、テイスティングをします。テイスティングでは、焼酎の味や匂いなどを見極めます。

 

通常、テイスティングはプロが行います。ただ、私たちはプロではないため、厳密に見極める必要はありません。単に「自分にとって好みの味を知るため」という程度で問題ありません。

 

 好みのお酒を見つける
品評会で優劣を決める審査員でない限り、飲んだお酒に対して良い悪いを決めるのは無意味です。そのため、味わったお酒に対して上手な表現を投げかける必要がなければ、細かく採点しなくてもいいです。

 

重要なのは、「自分の好きな味を見極める」「おいしいと思える酒を見つける」ことにあります。一つでもいいので気に入った焼酎を発見できれば、お酒をより楽しみやすくなります。

 

テイスティングでは、ワインで行うときと同じようにします。用意するものは、焼酎を注ぐためのグラスです。このときのグラスは焼酎の種類と同じ数だけ揃えるようにしましょう。また、口直しをするために水を用意すると良いです。

 

グラスに焼酎を注いだ後、まず色を確認します。グラスに光を当て、液体を観察します。焼酎は透明なものばかりでなく、色が付いたものがあります。例えば、樽(たる)で長期熟成すると琥珀色の焼酎になります。

 

次に、香りを確認します。焼酎は種類が多く、香りに大きな特徴があります。円を描くようにグラスを振り、液体を動かすことで香りを確かめます。

 

このときの匂いは、原料によるものだけでなくガス臭やナッツ、樽などさまざまな香りが混じっているはずです。温度によっても匂いが異なるため、お湯で割ることで香りの違いを確かめても問題ありません。

 

そして最後に、味の確認です。少量の焼酎を口の中に入れ、どのような香りが広がるのかを感じます。その次に焼酎を味を確かめ、後味や残り香まで調べます。

 

焼酎には、いもや麦、米と多くの原料が存在します。他にも、そばやじゃかいもを原料にしている場合もあり、その種類は多岐にわたります。全ての銘柄を試すのは難しいにしても、焼酎の味や匂いの違いを発見する楽しみは無限大であるといえます。

 

 焼酎の個性を知る
産地によってワインや日本酒の味・風味が異なるのと同じように、焼酎も産地の影響があります。産地によって原料に違いがあれば、製法や貯蔵方法が異なるからです。

 

焼酎の原料としては、いも・麦・米の3つが主です。どの原料を使うのかによって個性が異なります。

 

また、発酵に用いる「麹(こうじ)」によっても焼酎の風味が変わります。日本では従来、日本酒を製造するために用いられていた「黄麹(きこうじ)」を焼酎に活用してきました。ただ、黄麹以外にも白麹(しろこうじ)や黒麹(くろこうじ)を焼酎造りに用いる場合があります。

 

仕込み方法も異なります。多くの焼酎は二次仕込みによって製造されますが、沖縄で発展した焼酎の「泡盛」は一度の仕込みによって造ります。

 

その後に行われる蒸留方法や貯蔵・熟成期間によっても味や風味に変化があることを考えると、焼酎の味は多種多様であることが分かります。焼酎というのは、その土地で根付いた気候や風土、そして造る人に大きく影響されるのです。


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