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酒粕は健康や美容に良く、利用価値が高い

 

日本酒を造るとき、70~50%以下となるように米の外側を削ります。それだけたくさん削るため、実際に酒造りに使われる部分はかなり少なくなります。

 

また、醪(もろみ:米を原料にして造った酒の元)を搾ると、そこからは最初の日本酒がでてきます。ただ、醪を搾った後の固形部分は残ってしまいます。それでは、これらの残骸は捨てられるのかというと、実はすべて再利用できます。

 

 酒粕は利用価値が高い
酒蔵で働いている人の手はきれいだといわれています。しかしながら、酒蔵での労働はかなりストレスの多いものです。酒造りを行っている最中は夜中に起きて見回りをするなど、いつも寝不足状態です。それにも関わらず、肌に潤いが保たれているのです。

 

これは、日本酒に含まれる成分が健康や美容に良いからであると考えられています。特に、醪を搾った後に残る酒粕(さけかす)は利用価値が高いです。

 

醪を造った後は、機械などで圧縮して酒を絞り出していきます。このとき、圧縮機に残った酒粕を剥がさなければいけません。このときの酒粕をそのまま利用するのです。また、タンクなどに入れて数ヶ月置くことで発酵させることもあります。酒粕は魚を漬けておいたり、料理の材料にしたりして活用されます。

 

さらに、肌をきれいにする作用から、入浴剤や化粧品としても応用されています。名の知れた酒蔵で造られた純米酒の酒粕であると、すぐに売り切れてしまうほどの人気です。

 

 日本酒造りには無駄がない
酒造りを行うために外側を削ることを精米といいます。また、精米のときにでる「削られた部分」をヌカといいます。このときのヌカはおせんべいなどとして利用されます。

 

また、前述の通り醪を搾った後に出る酒粕は食用に使用されたり、化粧品など美容のために活用されたりします。そういう意味では、日本酒造りには無駄がないといえます。

 

実際、酒粕だけが売られていることがあります。これは、酒粕を料理に使うことを目的に販売されています。中には、酒粕を利用してクッキーやパンケーキなどのお菓子作りに活用している人もいます。それだけ、酒粕の利用用途は多いです。


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