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水割り、湯割り、ハイボール、みぞれ酒:日本酒の飲み方

 

アルコール飲料では、さまざまな飲み方があります。カクテルにして飲む場合があれば、水と割る場合もあります。炭酸を入れたり、氷を入れたりしても問題ありません。

 

これと同じことは、日本酒にもいえます。必ずしも、日本酒はそのまま飲むものでもありません。他のお酒と同じように、水で割ってもいいし炭酸を入れてもいいのです。場合によっては、シャーベット状にして日本酒を味わうこともあります。

 

そこで、ちょっと特殊な日本酒の飲み方について解説していきます。

 

 水割り、湯割り
ウイスキーなどの蒸留酒では、水割りをしたり氷を入れたりするのが当たり前です。一方、ワインやビール、日本酒など、醸造酒ではそのまま飲むのが一般的です。

 

ただ、日本酒ではアルコール度数が20%にもなるため、通常は製造ラインの中で水を加えてアルコール度数を下げます。つまり、日本酒を造るときは水を加えるのが一般的なのです。そのため、日本酒を飲むときに水で割っても問題ありません。

 

日本酒の中でも、水を加えずに出荷される「原酒」や乳酸が多く含まれる「生酛」「山廃」などの酒は水割りに向きます。

 

もちろん、燗(お酒を温めること)にした後に湯割りをしても問題ありません。グラスへ先にお湯を入れておき、その後に日本酒を注ぎましょう。

 

これら水やお湯で割るときのポイントは、「日本酒:水=8:2」にすることです。日本酒はアルコール度数を15%程度にして出荷されますが、「8:2」で水や湯を混ぜるとアルコール度数が12%になります。こうすることで、体にやさしいふんわりとした日本酒を楽しめます。

 

 ハイボール
炭酸水で割ったお酒をハイボールといいます。炭酸水で日本酒を割る場合も、「日本酒:炭酸水=8:2」にしましょう。

 

ここに氷を入れ、柑橘系の果物をスライスして加えると爽やかなお酒に変貌します。

 

 みぞれ酒
グラスに注ぐことでシャーベット状に凍り、雪みたいになった状態の日本酒をみぞれ酒といいます。夏の暑い季節に香りの高い日本酒でみぞれ酒を飲めば、格別な味わいになります。

 

通常、日本酒はマイナス8℃程度で凍ります。しかし、ゆっくり静かに冷やすと、マイナス15度くらいまでは液体の状態を保ちます。この状態を過冷却といいます。

 

ここに衝撃が加わると、一気に凍るようになります。そこで、マイナス12~15度まで冷やした日本酒を用意してグラスに注ぐと、一瞬で凍るようになります。こうして、みぞれ酒ができあがります。口の中で溶けるシャーベットの日本酒が完成されるのです。

 

冷やした日本酒であれば、吟醸酒などフルーティーな香りのする酒を用いるのが適しています。みぞれ酒を飲む場合、その美しい見た目やみぞれ酒ができる瞬間の驚きなどから、味や香り以外でも楽しむことができます。


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